獣医師によるコラム
フィラリア症予防薬はいつまで飲ませる?
犬フィラリア症が蚊に刺されることで感染し、死に至ることもある危険な病気であることは、愛犬家の皆さんはご存知だと思います。だから蚊がいる時期だけ予防薬を飲ませればいいと思っていないでしょうか?
予防薬は、必ず蚊がいなくなってから1ヵ月後まで飲ませて下さい!!
予防薬はフィラリア症の予防薬であって、作用としてはフィラリアの子虫の駆虫薬ですから。
フィラリア症の予防薬には大きく分けて3タイプあります。
1.月に一度飲ませるもの
2.月に一度皮膚に塗布するもの
3.半年に一度注射で打つもの
3の注射のタイプは、蚊に刺されて感染したフィラリアの子虫を、入って来たその場で駆虫します。
感染した子虫を1ヶ月間犬の体内に貯めておいて、月に一度まとめて駆虫します。
なので、1と2のタイプは蚊がいなくなってから1ヵ月後、その時期は地方によって異なりますが、静岡県中部であれば12月初旬まで予防して下さい。
1ヶ月間子虫が犬の体内にいて大丈夫なの?!と心配になった方、
大丈夫です。
蚊に刺されて犬の体内に入ったフィラリアの子虫は、約6ヶ月間かけて成虫になり、心臓から肺の血管に寄生します。その前に駆虫してしまえば症状を発現する事はありません。
予防薬は、必ず蚊がいなくなってから1ヵ月後まで飲ませて下さい!!
予防薬はフィラリア症の予防薬であって、作用としてはフィラリアの子虫の駆虫薬ですから。
フィラリア症の予防薬には大きく分けて3タイプあります。
1.月に一度飲ませるもの
2.月に一度皮膚に塗布するもの
3.半年に一度注射で打つもの
3の注射のタイプは、蚊に刺されて感染したフィラリアの子虫を、入って来たその場で駆虫します。
感染した子虫を1ヶ月間犬の体内に貯めておいて、月に一度まとめて駆虫します。
なので、1と2のタイプは蚊がいなくなってから1ヵ月後、その時期は地方によって異なりますが、静岡県中部であれば12月初旬まで予防して下さい。
1ヶ月間子虫が犬の体内にいて大丈夫なの?!と心配になった方、
大丈夫です。
蚊に刺されて犬の体内に入ったフィラリアの子虫は、約6ヶ月間かけて成虫になり、心臓から肺の血管に寄生します。その前に駆虫してしまえば症状を発現する事はありません。
フィラリア症の症状
食欲低下、体重減少。
↓
疲れやすく、散歩を嫌がる。咳をする。
↓
赤ワイン色の尿をする、腹水が溜まってお腹が張って来る。
↓
死亡。
それでも心配な方には、半年に一度注射で打つタイプの予防をお勧めします。